暗黒魔王は地下室に逃げ込んでしまいました
そして、ペケ君やトイチ君、仲間達は
みんなで森で たのしく遊んでいます。
ペケ君の嬉しそうな顔・・・・見えますか・・・??
そして梢からは あっこちゃんも見ています。
「ささやきの森」は「よみがえりの森」となり
みんなの憩いの場所となりました。
そして・・
ペケ君とペケ君のお母さんも・・
「ペケ~~っ!!」
「あっ!!おかぁさん!!」
「お・・お母さん・・ゴメンね ごめんネ」
「ああ~~よかった・・元気で・・」
「お、お母さん・・ボ、ボク・・が・・」
「ほら!おかしいわよ いつまでも泣いていたら・・
皆が心配するわよ」
「で、でも・・」
「いいの。いいのヨ。それより沢山の
お友達が出来てよかったわネ」
「うん!皆 ボクのお友達なんだよ!!」
「そう! ホラ!皆と一緒に遊んでらっしゃい」
「うん!!」
「トイチ君の冒険」
ペケ君の嘘の巻・第18回
ファイナルカウントダウン1
トイチ君たちがチョットやさしい気持ちを持っただけで
嘘つきペケ君もこんな安らかなペケ君になれました
もし・・トイチ君たちが人の噂や、陰口を信じていたら・・
果たしてどんなペケ君になっていたのでしょうかネ?皆さん??
「ホラ!お母さん!!あじさいさんがお空に登っていくよ」
「アラ!本当・・トイちゃん・・あじさいさんは『虹』さんの子供なのよ」
「ふ~~ん」
「だからあんなにたくさんの色があつて、
雨上がりにキラキラ輝くのよ。星さんみたいに」
「お母さん!!僕、見たことがあるよ!。朝早くに!。
あじさいさんがキラキラ光って、と~っても 綺麗だつたヨ!
小さな虹さんが沢山あるみたいだった!!」
「そ~ね~トイちゃん。あじさいさんがお役目を終えて
お空のお母さんのところに帰っていくところなのネ」
「そうなんだ・・・あじさいさん!ありがとうネ!」
「又、来年も、その次にも・・逢えるといいね・・トイちゃん・・」
「うん。でも皆が、ず~っと ず~っとお友達で
仲良しだから大丈夫だよね?お母さん」
「大丈夫よ。トイちゃん。ホラ、ご覧なさい・・神様も、
そして犬のおまわりさんまで・・・
みんなを見守ってくれているのだから・・」
終わり
本当は次回が ファイナルになります。